どうも、こうちんです。
今日は久し振りに「私のうつ病体験」シリーズについてお話したいと思います。
前回は「中学高校時代編」ということで、以下の記事にてお話いたしました。
今回はその続編となります。
高校卒業後、大学合格を目指し浪人生活へ
さて、どうにかこうにか高校を卒業することができたこうちん君でしたが、残念なことにその後の行き場が何処にもありませんでした。。
で、大学合格を目指し浪人生活をすることになりました。
まぁ、当時は大学へ入るのが困難な時代でもあり、浪人すること自体は全く珍しいことでもなかったわけですけどね。
ちなみに当時は、駿台予備校、河合塾、代々木ゼミナールが3大予備校と言われていて、私は「代ゼミ」に通っていました。
うつ病ながらも意外に充実していた浪人生時代
うつ病の状態は続いていたものの、不思議なことに高校時代と比べてずっと有意義な生活をおくれていました。
何処へも行き場がなく将来への不安も大きかったはずの「浪人時代」なわけですが、いったい何故でしょうか?改めて振り返ってみます。
他人とのコミュニケーションをとる必要がなかった
これが高校時代との大きな違いのひとつでした。
高校へ通っている時とは違って、何しろ「一人で居ることが不自然じゃない」んですよね。
文化祭とか体育祭とかのイベントもないわけで、周りとの会話をいっさいする必要がなく、ただ黙々と自分のペースで行動できる、このことが精神的にすごく楽でした。
やるべきこと、目標がはっきりしていた
これも大きかったと思います、何しろやるべきことがはっきりしているわけですから、ひたすら目標に向かって努力することに集中できていました。
このことが精神的な安定と安らぎになっていたように思います。
代ゼミの授業が面白かった
これは当時の予備校の先生方に本当に感謝なわけですが、さすが人気予備校だけあって授業の内容がどれも面白く、毎日予備校へ通うモチベーションが途切れることはありませんでした。
このことにより生活リズムを保つこともできていました。
で、この生活を一年間続けた末、第1志望の国立大学への合格は叶わなかったものの、憧れていた都内の私立大学への合格を見事果たすことができました(^^v)。
その後、うつ病からはすっかり立ち直ることができ、多くの友人にも恵まれ楽しく充実した大学生活を謳歌することになります♪
うつ病から立ち直るためのヒント
今思えば、この体験の中にうつ病から立ち直るためのヒントがあったのかな、という気がしています。
少し表現を変えてまとめると、
- 他人とのコミュニケーションを無理に取らなくても良い
- やるべきこと、目標をはっきりさせる
- 「面白い」と思えることに継続的に取り組む
という状況に身を置くことで、うつ病ながらも所謂「引きこもり」や「ニート」の状態にならずに自然に回復の方向へ向かうことができたのかな、と思っています。
もちろん立ち直りの直接のきっかけは「大学合格という結果」だったわけではありますが、結果の良し悪しに関わらず「有効な処方箋」であったことは間違いないと思っています。
というわけで、今日は「私のうつ病体験」シリーズの「浪人時代編」についてお話致しました。
特にこの世代(20歳前後)のうつ病に苦んでいる同胞達の立ち直りのヒントにでもなれば、と願っています。
今日も訪問いただき、ありがとうございました。