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キリンの早期退職実施に思う、会社とはいったい誰のものなのか?

どうも、こうちんです。

さて、先日以下のニュースが報道されましたね。。

diamond.jp

キリンと言えば誰もがよく知っている超一流大企業ですよね。。

ちょっと気になって社員の平均年収も調べてみたのですが、何と単体としては1000万超!うーん、羨ましい限りですな。。

これだけの好待遇で業績としても絶好調なのにいったいなぜ??

 

過去最高益なのにもかかわらずリストラに着手した理由

普通は会社業績不振に陥ってどうにもならずに追い詰められた挙句に、早期退職リストラに踏み切る、というのが自然な流れですよね。。

記事によると、業績が好調で十分余力がある今のうちに余剰人員を削減してしまおうという所謂「先行実施」と見られているようですね。

ちなみにグループ会社の早期退職については今年すでに行われており、予兆はあったのかもしれませんが、それにしても業績好調にある当の社員にとっては寝耳に水だったようです。

 

リストラを実行して喜ぶのは誰か?

これは明らかに経営者株主の都合であって、少なくとも社員のためではないですよね。

もちろん割増退職金とかの優遇措置はあるのでしょうが、今キリンの社員の人たちは会社に対してどういう感情を抱いているのでしょうか?

今のこのご時世、これって私の会社でももちろん起こりうることであって、とても他人事ではありません。

 

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会社とはいったい誰のものなのか

このことについて改めて考えてみます。

当たり前ですが、

  • 経営者
  • 株主
  • 社員

それぞれのものであるはずです。

つまり、経営者や株主のものであるのと同時に我々「社員」のものでもあるはずです。

いくら経営者や株主の強い意向があったとしても、我々「社員」の「思い」を無視して良いはずがありません。

我々だって会社を良くしようと必死に頑張っているんですよ。。

 

本音は「やめて欲しい」と思っている会社で働こうと思えるか?

今後早期退職に応じる人、会社に残る人、双方いるかと思いますが、仮に会社に残る方を選択したとしてもこういう疑念は残ってしまうのではないでしょうか。。

すなわち、「必要とされていない会社」で働くモチベーションを維持できるのでしょうか?

仕事があるだけマシで、こういう考えは「甘い」のかもしれませんが、こういうことがあると職場の士気はガクッと落ちてしまうのではないか、と想像せずにはいられません。

そういう意味でもキリンは大変な決断をしましたよね、、もちろん経営陣もアホではないでしょうから、「現場の士気低下」のリスクも当然織り込んでの決断なのでしょうが。。

 

会社はやはり「家族」のような存在であって欲しい。。

このご時世、こんな風に考えるのは相当な「時代遅れ」なのでしょうね。。

とはいえ、だからこそ、自分の会社の経営陣に対してはまだまだ信頼を持っていたいし、職場の中にあっても「人間臭い昭和のオヤジ」であり続けたい。。

そんな風に思うのです。。

 

というわけで、今日は「キリンの早期退職実施」のニュースをきっかけに思うことについて書いてみました。

 

今日も訪問いただき、ありがとうございました。